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IPOでの利益を守れ、ドアダッシュ株のプットに買い-コールの4倍

  • 人気は行使価格が現株価より低いアウト・オブ・ザ・マネーのプット
  • プロがまずはヘッジか、「賢明なポートフォリオマネジメント」の声

先週米市場に上場した食事宅配大手ドアダッシュのオプション取引が15日に始まった。初日の取引は新規株式公開(IPO)後の陶酔が長続きしない見通しを示唆した。

  取引が始まると、プットオプション(売る権利)はコールオプション(買う権利)の約4倍購入された。ブルームバーグが集計したデータによれば、最も人気が高いのは行使価格が現在の株価より低いアウト・オブ・ザ・マネーのプットオプション。

  ドアダッシュ株は上場初日終値が公開価格に対して86%上昇。民泊仲介大手のエアビーアンドビーも初日に急騰しIPO銘柄への投資家の熱狂を示した。しかし、ドアダッシュのプット購入が多かった事実からは、IPOで得た利益をプロの投資家が守ろうとしている状況がうかがえるとサスケハナのデリバティブ(金融派生商品)戦略共同責任者、クリス・マーフィー氏は指摘した。

  「IPOで株を買った投資家は既に生じている大きな利益を守ろうとヘッジしている。ドアダッシュ株のIPO直後の驚異的な上昇を考えれば、プットを使ってヘッジするのは賢明なポートフォリオマネジメントだろう」と話した。

  ドアダッシュ株は取引初日の9日に急上昇後、10日以降は全営業日で下落。上場後の上昇率は約54%に縮小し、プットを活用するヘッジ戦略は正しいと言えそうだ。エアビー株の値動きも上場後、同様のパターンをたどっている。

DoorDashoptionsdebut

原題:
DoorDash Puts Are All the Rage After IPO Mania Stoked 54% Surge(抜粋)

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