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債券先物は下落、10年債ゼロ%近辺で上値重い-超長期にも増発警戒感

更新日時

債券市場では先物相場が下落。前日の米国市場で長期金利が上昇したことに加えて、新発10年債利回りのゼロ%付近では投資家需要が乏しく売りが優勢になった。来年度の国債発行計画の発表を来週に控えて、発行増額が警戒される超長期ゾーンもやや軟調に推移した。

  • 長期国債先物3月物の終値は前日比4銭安の152円5銭。夜間取引の流れを引き継いで小高く始まった後、しばらくして下落に転じ、一時152円2銭まで水準を切り下げた
  • 新発30年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)高い0.63%、新発40年債利回りは一時0.5bp高い0.68%
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.005%
先物中心限月の推移

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)はほぼ予想通りで、基本的にもみ合いだが、10年金利がゼロ%まで低下したので前日から重い
  • 年内は主な国債入札が終わって需給は良好だが、さすがにマイナス金利は買わないムード。前日の残存5-10年オペに売りが強まったのは高値警戒感もあるだろう
  • 超長期が重いのは来年度の国債発行計画待ちで、増発が警戒されている面もあるかもしれない
  • 20年債は増発を意識していないのか、全投資家参加型のゾーンで需要の方が強いのか売られないが、利回り水準から考えると増発余地はあると思う

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.120%0.005%0.380%0.630%0.675%
前日比横ばい横ばい横ばい-0.5bp+0.5bp横ばい
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