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IEA、原油余剰は来年末まで続くと見込む-市場「引き続き脆弱」

国際エネルギー機関(IEA)は15日、新型コロナウイルス禍に伴う原油の余剰が解消されるのは来年末になるとの見通しを示した。需要が再び圧迫され、市場の回復は漸進的になるとみている。

  IEAは報告書で、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が始まった今年春の時点での「予想より大幅かつ長期にわたり需要が低迷するのは明らかだ」と指摘。コロナ対策としてのロックダウン(都市封鎖)があらためて広がっていることから、世界の燃料消費見通しを引き下げた。「市場は引き続き脆弱(ぜいじゃく)だ」と警告した。

Oil market rebalancing faces demand strains

  IEAは世界の原油在庫が2021年初め時点でパンデミック前の水準と比べ6億2500万バレル多くなると想定。ただ、来年12月までにこの余剰が解消すると見込んでいる。

  IEAはジェット燃料・灯油の使用が圧迫され続けていることを理由に21年の世界需要の伸び見通しを日量11万バレル引き下げた。ただ世界の燃料消費は今年の歴史的急減からの大幅回復に向け引き続き順調に進んでいるとしている。

原題:IEA Sees Crude Glut Enduring to End-2021 Amid Strained Demand(抜粋)

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