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クレディ・スイス、10-12月投資銀収入は前年同期上回る

更新日時
  • 全体の業績、7-9月と同様の傾向をこれまでたどっている
  • ウェルスマネジメント、アジア好調-通貨高やマイナス金利影響緩和

クレディ・スイス・グループは15日、10-12月(第4四半期)業績は前年同期比で、7-9月(第3四半期)と同様の傾向をこれまでのところたどっていると明らかにした。第3四半期は合併助言の手数料収入が寄与したが、トレーディング収入は同業他社に後れを取った。

  投資家デー開始に当たって公表した資料で同行は、投資銀行事業は「好調が続いている」とし、同事業の第4四半期収入は前年同期を上回るペースだと説明した。ウェルスマネジメント事業では、特にアジアで取引活動が前年比で活発化し、スイス・フラン高やマイナス金利による悪影響を一部打ち消しているという。

  有形株主資本利益率(ROTE)は中期的に10-12%とする目標を据え置いたものの、来年の達成は不良債権引き当て次第だと付け加えた。

  トマス・ゴットシュタイン最高経営責任者(CEO)は就任後、貸倒損失や疑義を生じさせる顧客向け取引など諸問題に見舞われたが、区切りを付けて前進したい考えだ。証券部門などの組織簡素化や資産運用事業の見直し着手を含む措置は講じた。だが、悪いニュースは絶えず、ヘッジファンド持ち分での減損や法的対応で引当金が膨らむ可能性があり、これらが第4四半期業績に影を落としかねない。

  資産運用部門では今年、複数のファンドが閉鎖を余儀なくされたほか最大顧客の1社であるソフトバンクグループ絡みのスキャンダルもあった。クレディ・スイスはこの日、来年は同部門の大きな改善を見込んでいると明らかにした。

クレディS新CEOが15日戦略、就任以来試練続く-今四半期赤字も

原題:Credit Suisse Says Investment Bank Doing Well in Fourth Quarter(抜粋)

(詳細を追加して更新します)
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