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日本株は反落、GoToトラベル一時停止に警戒感ースピード調整

更新日時
  • ニューヨーク市など行動制限再導入に警戒ー旅行関連銘柄に売り
  • 米FOMCは債券購入で新施策も、ハイテク関連は値上がり

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15日の東京株式相場は反落。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う行動制限などで経済活動への減速懸念が広がった。政府の観光支援事業「GoToトラベル」を全国で一時停止することが決まり、空運や陸運など旅行関連銘柄を中心に売りが出た。

  • TOPIXの終値は前日比8.47ポイント(0.5%)安の1782.05
  • 日経平均株価は44円60銭(0.2%)安の2万6687円84銭

<きょうのポイント>

  • GoToトラベル、全国で一時停止へ-28日から1月11日
  • ニューヨーク市、全面的ロックダウンに備えるべきだ-デブラシオ市長
  • FOMC、債券購入で新ガイダンス示す可能性-エコノミスト調査
  • 米超党派の94兆円経済対策案、詳細公表-自治体支援・免責条項を分離

  ニューヨーク市でロックダウンが再導入されれば景気への影響が出ると懸念されている。国内では菅義偉首相が観光支援事業「Go Toトラベル」を全国で一時停止する方針を14日に示したことで、景気減速への懸念が高まった。ANAホールディングスや日本航空などの空運株や鉄道株、テーマパークを運営するオリエンタルランドなどの旅行関連株が下げた。

関連記事:繁忙期のGo To休止にサプライズの声ー空運など旅行関連株に売り

  SBI証券の鈴木英之投資調査部長は、新型コロナワクチン関連の前向きなニュースで経済回復への期待が高まる中でのGoToトラベル一時停止で、「11月に大きく上昇してきたところからのスピード調整が入った」と説明した。ただ、今回の停止措置が企業業績の悪化につながるとまで見られていないため、株価指数の下げ幅は限定的だったという。

  鈴木氏は、12月の特別清算値(SQ)算出をすぎて売買が少なくなる中でも、日経平均の年間上昇率が2桁あるため、「投資家が上昇した銘柄を保有し続け、年内の相場はしっかりしやすい」とみている。

  • 東証33業種では空運、保険、鉄鋼などが下落
  • 精密機器、ガラス・土石、パルプ・紙などが上昇
TOPIXの推移
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