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【新型コロナ】欧州各国、対策強化-シンガポールは新たな仕組み導入

更新日時
  • イタリア首相、「何としてでも第3波を防ぐ必要」
  • オランダ、少なくとも来月19日まで続く厳格なロックダウン措置

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ロンドンが16日からイングランドで最も厳しい新型コロナウイルス感染防止策を講じる。同じ日にドイツも厳しいロックダウン(都市封鎖)を始めるなど、欧州でのコロナ対策が続いている。

  イタリアのコンテ首相は、クリスマスシーズンには感染阻止に向けたさらなる制限措置を計画しているとスタンパ紙に述べた。「何としてでも第3波を防ぐ必要がある」としている。オランダ政府は少なくとも来月19日まで続く厳格なロックダウン措置を導入する。

  一方、シンガポールはビジネスや公用などの目的で入国する人を対象に短期滞在を認める新たな仕組みを始める。チャン・チュンシン(陳振声)貿易産業相が15日発表した。空港近くに専用の滞在施設を設ける。

シンガポール、ビジネス目的の渡航者入国で新たな仕組み-来月導入

  米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の感染者数は7280万人を超え、死者は162万人を上回った。

Covid-19 Vaccine Tracker

  米国では14日、各地の病院で新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチンの接種が始まった。国内の死者数が30万人を超える中、多くの人に予防接種を受けさせる歴史的な取り組みに踏み出した。

  ニューヨーク市では、クイーンズ地区の病院に勤務する救命救急看護師が接種を受ける市民第1号となった。デブラシオ市長は全面的なロックダウン(都市封鎖)に備えるよう市民に呼び掛けた。

ニューヨーク市、全面的ロックダウンに備えるべきだ-デブラシオ市長

ニューヨークで最初のコロナワクチン接種を受けるサンドラ・リンゼー看護師

出典:ブルームバーグ

  欧州ではオランダが14日、ロックダウン強化を発表。ドイツも16日から全土でロックダウンが強化される。英国では16日から、ロンドンとイングランド南東部の一部に最も厳しい制限措置が適用されるとハンコック保健相が明らかにした。ロンドンを警戒レベルが最も高い「ティア3」に指定する。新型コロナの「新しい変異種」で感染が急増している可能性があると警告した。

ロンドン「ティア3」、最も厳しい制限へ-ウイルスの変異種検出

  トランプ米大統領は、自身と政権スタッフのワクチン接種を先送りする考えを表明した。それより先には関係者が、数日中に米政府首脳にワクチンが提供されると明らかにしていた。 

  米ニュージャージー州で人工呼吸器を使用中の重症患者が13日までの1週間で26%増加した。人口呼吸器の利用者は直近の24時間で10%増え、合計491人。入院患者は3635人と、1週間で9%増えた。同州でのワクチン投与は15日に始まる。

  ロシア製ワクチンの一つ、「スプートニクV」の第3相臨床試験の最終基準分析で91%の有効性が示されたと、開発者らが明らかにした。2万2714人のボランティアが参加した第1回投与の21日後に得られたデータに基づき計算したと述べた。

  米ファイザーとドイツのビオンテックは、両社製ワクチンの臨床試験でプラセボ(偽薬)の投与を受けた被験者のうち希望者に、近く実際のワクチンを投与できるようになる可能性があると明らかにした。米食品医薬品局(FDA)はこれまでのところコメントしていない。

原題:Italy, London Face Curbs; New York Risks Shutdown: Virus Update(抜粋)

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