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米バイオ株が最高値更新、コロナワクチン実用化やM&A巡る楽観論で

  • あらゆる規模の医薬品開発関連銘柄が上昇-業界で好材料相次ぐ
  • 業界指標のナスダック・バイオテクノロジー株指数は一時4.1%上昇

14日の米株式市場であらゆる規模の医薬品開発銘柄が上昇した。米国で初の新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチン実用化や業界で今年最大規模の買収合意が好感された。

  業界への熱い視線が広がる中で、指標となるナスダック・バイオテクノロジー株指数は一時4.1%上昇して最高値を更新。希少疾患用医薬品の開発を手掛ける米アレクシオン・ファーマシューティカルズが一時32%高となった。英アストラゼネカへの身売り合意が材料視された。同業界の相場上昇は買収標的となりそうな他のあらゆる規模の銘柄に広がった。

  米ファイザーとドイツのビオンテックが開発したワクチンの緊急使用許可(EUA)と接種開始に関するニュースを手掛かりに世界の株式相場は上昇。アストラゼネカによるアレクシオン買収合意もバイオ株の投資家をさらに活気づけた。

  ナスダック・バイオテクノロジー株指数で上昇が際立った構成銘柄は良好な試験結果を発表したアルビナスのほか、アペリス・ファーマシューティカルズアルジェニクスインサイトで、いずれもM&A(企業の合併・買収)の活発化で標的になり得るとの見方がウォール街で広がっている。

Industry surges to another record on vaccine, deal news

  14日の株高はコロナ向けワクチン・治療薬の迅速な進展に伴う楽観論に加え、次の買収標的を探す投資家の熱意が消えていないことを明確に示した。バリュエーションは伸び切っているように見受けられるが、RBCキャピタル・マーケッツのアナリストは来年上期に関する調査で投資家の楽観的姿勢に変化はなく、相場全体を上回るパフォーマンスを大多数が予想していることが分かったとリポートで指摘した。

  ルビウス・セラピューティクスホモロジー・メディシンズなど開発する医薬品がまだ製品化されていない中小企業の上げも目立った。市販薬を1つ持つアミカス・セラピューティクスグローバル・ブラッド・セラピューティクスも買われた。

原題:Biotechs Rally to Record on Vaccine Distribution, Deal Optimism(抜粋)

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