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マクラーレン、カーレース部門の最大33%売却で合意-米投資家連合に

  • 「資金は直ちにカーレース部門に投入される」とウォルシュ執行会長
  • カーレース部門への資金供給と財務内容改善を目指す

英高級車メーカーのマクラーレンはカーレース部門の最大33%を米投資家連合に売却することで合意した。同部門への資金供給と財務内容改善を目指している。

  発表文によると、MSPスポーツ・キャピタルが率いる投資家連合は最初の持ち分15%取得に向け、マクラーレン・レーシングに1億8500万ポンド(約260億円)を投じる。持ち分は2022年末までに最大33%に上昇する。今回の取引でカーレース部門の評価額は5億6000万ポンド。

  マクラーレンはフェラーリなどと競争するためのモデル開発継続に向け、22年償還の債券借り換えや財務立て直しを迫られている。これまで同社はロンドン近郊のウォーキングにある本社売却や、フォーミュラ・ワン(F1)のチーム向け部品製造や第三者からの業務受託を手掛ける部門の選択肢を検討していると説明していた。

  ポール・ウォルシュ執行会長は電話インタビューで「資金は運営に振り向けられるように直ちにカーレース部門に投入される」とした上で、「グループ全体に便益をもたらす非常に良い取引だ」と説明した。

  一方、新型コロナウイルス感染拡大はカーレース部門にさほど打撃を与えていないとし、「コロナ禍になくても今回の決定を下しただろう」と述べた。

原題:
McLaren Sells Up to 33% in Racing Unit to U.S. Investors (1)(抜粋)

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