, コンテンツにスキップする
Photographer: Andrew Harnik/AP Pool
cojp

ワクチン許可で政治的圧力巡り遺憾、「ワープ・スピード作戦」責任者

  • FDA長官は11日中に使用許可しなければ辞職を迫られたとの報道
  • NIH所長は懐疑論につながる知見の「リセット」を人々に訴えた
An example of the Pfizer Covid-19 vaccine vial during a Senate Commerce Committee hearing in Washington, D.C., U.S., on Thursday, Dec. 10, 2020. The hearing examines the logistics of transporting a Covid-19 vaccine.
Photographer: Andrew Harnik/AP Pool

1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。

米国では最初の新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチンが接種に向けて動き出し、2つ目のワクチンもそれに続こうとしているが、ワクチン早期実用化を目指す「ワープ・スピード作戦」の責任者モンセフ・スラウイ氏は13日、承認過程での政治的圧力を巡り遺憾の意を示した。

  スラウイ氏は「FOXニュース・サンデー」で、米食品医薬品局(FDA)長官が11日、同日中にワクチンの使用を認めなければ辞職するよう迫られたとの報道について質問を受けた。

FDAに米政権圧力、ワクチンEUA付与か長官辞任かを迫る-報道

  同氏は、報じられたようにメドウズ米大統領首席補佐官とハーンFDA長官の電話でこうした会話が交わされたとすれば、「無益で不運だったと思う。一部のツイートもそうだ」と語った。

  トランプ大統領は11日、ハーン長官のアカウントに直接ツイートし、ワクチンを「今すぐ出すように」とし、「もてあぶのをやめよ」と書き込んだ。

  FDAが米ファイザーとドイツのビオンテックが開発したワクチンの緊急使用許可(EUA)を出したのはその数時間後だった。FDAの諮問委員会は10日の会合で、ワクチンの恩恵がリスクを上回ると判断していた。

  米国立衛生研究所(NIH)のフランシス・コリンズ所長は、「どこかからの干渉の可能性がある」との見方がワクチンを巡る一部懐疑論につながっているとした上で、そうした干渉が「結果を左右することはなかった」と指摘した。

  コリンズ所長はNBCの番組「ミート・ザ・プレス」で、「これを聞いている人たちにお願いしたいのは、このワクチンに関して懐疑的姿勢に導き得るいかなる知見についても真にリセットボタンを押すことだ」と訴えた。

原題:As Vaccines Move, Warp Speed Leader Rues Political Pressure (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE