, コンテンツにスキップする

【欧州市況】株は下落、週間ベースで10月以来の下げ-ドイツ債上昇

11日の欧州株は下落。週間ベースでは10月後半以来の下げとなった。英国と欧州連合(EU)の通商交渉が合意なしで終わる可能性が高まっているほか、米国でも経済対策を巡る交渉はまだ続いている。

  ストックス欧州600指数は0.8%下落。週間ベースでは1%安となった。通信株がこの日は特に売られた。スウェーデンの通信機器メーカー、エリクソンは下落。同社が韓国のサムスン電子を米国で訴えたことが嫌気された。エリクソンの営業利益に影響が出ると懸念された。

  英国のFTSE100指数、FTSE250指数はいずれも下落。ジョンソン英首相とフォンデアライエン欧州委員長はそれぞれ、離脱後の英国とEUの自由貿易協定(FTA)ができないままに移行期間が終了する12月31日が近づいていると警告した。双方は13日までに合意に達することを目指し、土壇場の交渉を行っている。

Average strategist forecast sees the Stoxx Europe 600 rising next year

  欧州債ではドイツの利回り曲線がブルフラット化した。ドイツが新型コロナウイルスの感染再拡大を受けてロックダウン(都市封鎖)を検討する中で、ドイツ債に安全逃避の買いが集まった。英国債は上昇した。

  ドイツ債は上昇。イタリア債はほぼ変わらず。同国10年債利回りが0.533%と過去最低をつけた後で上げ幅を縮小した。ドイツ債とのイールドスプレッドは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大して119bp。

  英国債の利回り曲線はブルフラット化。10年債利回りは3bp下げて0.17%と、10月以来の低水準だった。週間ベースでは18bpの下げと、3月以来で最大の下げ幅となった。

  ドイツ10年債利回りは3bp下げてマイナス0.64%。フランス10年債利回りは3bp低下のマイナス0.38%。イタリア10年債利回りは0.56%で変わらず。

原題:European Stocks Post First Weekly Drop in Six Amid Brexit Woes、Bunds Bull-Flatten; Gilts Gain on Brexit Risk: End-of-Day Curves(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE