バークレイズ、オフィスの必要性を再検討-在宅勤務が費用削減後押し
Stefania Spezzati-
英国、米国、インドのオフィス不動産が見直し対象-英支店数削減も
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最終決断はまだだが、来年初めにも発表の可能性-関係者
英銀バークレイズは、英国内と米国、インドのオフィスにかかる不動産費用の削減を検討している。リモート勤務へのシフトによってコスト削減意識が一段と高まっている。
同行は来年初めにも変更を発表する可能性があるものの、対策を講じる場合の時期や規模について取締役会はまだ最終決断を下していない。事情に詳しい関係者が明らかにした。
検討されている選択肢の一つは英国内の支店数削減だが、これは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前からすでに考えられていたと、非公開情報を話しているとして匿名を条件に同関係者が述べた。
バークレイズの広報担当者はコメントを避けた。
同行の従業員約8万人の75%程度は、新型コロナの感染が欧州で急拡大した今年前半からリモート勤務を続けている。
原題:Barclays Rethinks Real Estate Needs in Cost-Cutting Push(抜粋)
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