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英主要銀、EU離脱やコロナ禍を乗り切る十分な体力保持-英中銀審査

  • 英金融システムは通商合意なくとも離脱の影響を乗り越えられる
  • 交渉決裂の場合にはEUの金融機関が障害に直面する恐れがある

英国の大手銀行は、新型コロナウイルス禍と欧州連合(EU)離脱という二重の衝撃にも耐えられる十分な体力があると、イングランド銀行(英中銀)が最新の銀行健全性審査で結論付けた。

  イングランド銀はHSBCホールディングスやバークレイズといった主要な銀行について、今後数カ月間に見込まれる損失を吸収する十分な資本があると判断、英国の金融システムはEUとの通商合意が得られなくとも離脱に伴う影響を乗り越えられるとの見解を示した。

  同行は11日発表の声明で、「EU離脱移行期間の終了時に国境を越えた金融サービスの提供に障害が生じた場合にそれが英国の金融安定にもたらし得るリスクの大半は緩和された」と指摘した。

  一方で、通商交渉が決裂した場合、主にEUの金融機関が障害に直面する恐れがあると警告。デリバティブ(金融派生商品)トレーダーは、1日当たり2000億ドル(約20兆8000億円)規模の金利スワップ市場へのアクセスが断たれることになると指摘した。

原題:British Banks Fit to Weather Brexit and Covid, BOE Says (1)(抜粋)

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