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欧州主要経済団体が中国との会合を先月中止、投資協定に暗雲

  • 中国に批判的とされる2人の会合参加を中国が拒否、欧州側が反発
  • EUと協力して年内に投資協定を決着させることを望む-中国外務省

欧州トップクラスの経済団体が中国政府のシンクタンクとの会合を取りやめたことが関係者の話で分かった。中国に批判的だと見なされている参加予定者2人の出席を中国側が拒んだことが理由だ。    

  会合中止は先月だったが、今になってようやく明らかになり、欧州連合(EU)と中国の大詰めを迎えた投資協定交渉に暗雲を投げ掛けている。

  ビジネスヨーロッパは中国国家発展改革委員会(発改委)が関係する中国国際経済交流センター(CCIEE)との会合をウェブリンク経由で行うはずだった。

  だがCCIEEが欧州議会で対中関係代表団の団長を務めるラインハルト・ビュティコファー議員(ドイツ緑の党)と独メルカトル中国問題研究所のエグゼクティブディレクター、ミッコ・フオタリ氏の参加は認められないとした中国側に反発し、欧州側が会合開催を中止したと関係者は説明した。会合中止についてはダウ・ジョーンズ通信が先に報じていた。

  EUと中国は包括的投資協定(CAI)の交渉を2013年に始め、欧中の交渉担当者は今年末までに妥結したい意向を表明していた。

  CCIEEの魏建国副理事長は11日、共産党系の新聞、環球時報とのインタビューで、欧州側が「会合を突然キャンセルした」と述べつつ、CCIEEは中国当局を代表する組織ではないため「投資協定交渉に悪影響は全くないだろう」と指摘した。魏氏はブルームバーグ・ニュースの電話取材には応じなかった。

  中国外務省が北京で同日開いた記者会見で、華春瑩報道官はこの会合中止が投資協定に何らかの影響を及ぼすとは見込んでいないとした上で、EUと協力して年内に投資協定を決着させることを中国は望んでいると語った。

原題:Scrapped China Talks Cast Shadow Over EU Investment Pact (2)(抜粋)

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