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ドル・円が下落、米財政拡大見通しやワクチン進捗で-一時103円93銭

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は下落。米財政拡大見通しや新型コロナワクチンの進ちょく状況を背景に、ドル売りが優勢となった。オーストラリアドルは対ドルで、ワクチン普及による景気回復を先取りした動きから、一時2018年以来の高値を更新した。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時13分現在、前日比0.2%安の1ドル=104円04銭。ここまでの取引では104円28銭を高値に一時103円93銭まで下落
  • 豪ドル・ドルは0.3%高の1豪ドル=0.7558ドル。一時18年6月以来の0.7572ドルまで上昇

市場関係者の見方

上田ハーロー外貨証拠金事業執行担当役員の山内俊哉氏

  • 新型コロナウイルスのワクチン申請が通ったこともあって、市場はリスク志向になっており、ドル全面安に。特にコモディティや資源国通貨は、ワクチンが出回り、経済が回復していくという姿を先取り
  • 米追加経済対策は依然として難航も、きのうの新規失業保険申請件数の悪化などからいずれ財政出動は必要。米財政赤字拡大、ドルの過剰流動性という点からドル安基調はまだ続きそう
  • ドル・円も上値が重い。ただ、景気回復の先取りによる資源国通貨などの上昇は対円でも出やすく、ドル・円の下落は緩やか

みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジスト

  • 毎年12月中旬は税金対策の換金売りがあるとされており、公示仲値もドルが余剰気味だったことがドル・円の下げに寄与
  • 目先的にはワクチン期待でリスクオンが盛り上がったが、米追加経済対策と英・欧州連合(EU)通商交渉でリスクが収まらないところが短期的な材料に
今週のドル・円相場

背景

  • 米ファイザーとドイツのビオンテックの新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチンが米国での実用化に向けて前進
  • 新型コロナウイルス対応の米経済対策を巡る与野党協議は10日、再び暗礁に。超党派議員案に共和党指導部が難色
  • 新型コロナ】米がワクチン実用化に近づく-NY州感染は最多付近
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