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JPモルガン、6兆円超のグリーンETF市場に参入-新ファンド上場

  • ラッセル1000中、CO2排出削減に取り組む企業を選んだ指数に連動
  • 米国のESGファンドには2020年に過去最高の計279億ドルが流入

JPモルガン・アセット・マネジメントは、急速に拡大しているグリーンファンドの分野に参入した。

  同社の上場投資信託、JPモルガン・カーボン・トランジッション米国株ETF(JCTR)は10日にニューヨーク証券取引所で取引を開始した。同社初の環境・社会・ガバナンス(ESG)テーマ米国ETFだ。パッシブ運用で、ラッセル1000構成銘柄の中から二酸化炭素(CO2)排出量の削減に取り組んでいる企業を選んだ指数に連動する。

  米州ETF責任者のブライオン・レーク氏は「二酸化炭素の分野は特に興味深い。定量化でき、誰もが具体的に感じて理解できるものだ」とした上で、「ESGとサステナブルは顧客との対話でますます頻繁に出てくるようになっている。洗練された資産配分担当者で特に顕著だ。このため、絶対に見逃せないとわれわれが感じる投資提案で顧客のニーズに対応するようにしている」と語った。

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  新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)、大災害を与える異常気象、人種間の緊張に世界が直面する中で、米国のESGファンドには2020年に過去最高の計279億ドル(約2兆9000億円)が流入した。ブルームバーグ・インテリジェンスのデータが示している。このようなETFの現在の残高は約610億ドル。

  JPモルガン・アセットの新ファンドは、ラッセル1000構成企業を二酸化炭素排出、リソース管理、リスク管理の3つの主要な基準に基づいて査定する。最終的に、JCTRはラッセルの1000銘柄のうち200銘柄程度を保有するとレーク氏が述べた。

  二酸化炭素排出削減について、「ただ欠点だらけの企業を除外するのは中途半端な答えにしかならない。企業が移行にどう対応しているかの方がはるかに興味深く説得力のある答えだ。二酸化炭素を大量に排出していても、排出量やリスク管理について対応を劇的に変えている企業こそ見逃せないとわれわれは考えている」と語った。

Green Boom

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Bloomberg Intelligence

原題:
JPMorgan Enters $61 Billion Green ETF Arena With New Carbon Fund(抜粋)

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