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オラクル、12-2月期は増収へ-クラウド関連製品の需要改善か

更新日時
  • 9-11月期は1.9%増収-アナリスト予想とほぼ同水準
  • TikTok提携案、経営陣は電話会見で最新情報示さず

オラクルは10日、2020年12月-21年2月(第3四半期)の増収見通しを示した。売り上げ低迷が数年続いた同社のクラウドコンピューティング技術の需要が改善する兆しと言えそうだ。

  サフラ・カッツ最高経営責任者(CEO)は同日の電話会見で、今四半期の売上高が2ー4%増加し、100億-104億ドル(約1兆410億-1兆830億円)と予想した。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は99億4000万ドルだった。予想通りなら、3四半期連続の増収となる。同社は過去2会計年度で減収が続いていた。

  カッツCEOによれば、1株利益は一部項目を除いたベースで1.09-1.13ドルとなる見通し。アナリスト予想平均は1.04ドルだった。

  ラリー・エリソン会長とカッツCEOは、ソフトウエアメーカーで世界2位の同社の緩慢な増収ペースのてこ入れに取り組んでいる。同社のインターネットベースのアプリケーションへの顧客の関心は強まっており、従来型ツールへの需要減少をようやく相殺した。

  企業財務管理用アプリケーションのフュージョンの販売は9-11月期(第2四半期)に33%増加し、中小企業向けの財務会計ソフト、ネットスイートの売上高は21%増えた。

  発表資料によると、9-11月期売上高は1.9%増の98億ドルと、アナリスト予想平均の97億9000万ドルとほぼ同水準だった。1株利益は一部項目を除いたベースで1.06ドルで、アナリスト予想平均は1ドルだった。

  株価は時間外取引でほぼ変わらず。通常取引終値は59.48ドルだった。

  オラクルは中国のバイトダンス(字節跳動)」傘下の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の技術パートナー兼クラウドコンピューティング・サービスプロバイダーを目指しているが、この取引は依然として米規制当局の審査に委ねられている。経営陣は10日に提携案に関して最新情報を示さなかった。

原題:Oracle Projects Growing Revenue After Years of Cloud Slog (抜粋)

  

(業績見通しなどを追加して更新します)
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