, コンテンツにスキップする

TOPIX反発、景気失速不安和らぎ自動車や銀行高い-日経平均続落

更新日時
  • ファイザーのコロナワクチン、FDA諮問委が緊急使用許可を勧告
  • ソフトバンクグループ株の終値は4.7%の大幅安-連騰から一転

11日の東京株式相場はTOPIXが反発。米経済対策交渉が進展せず材料が乏しい中、欧州の追加緩和など新型コロナ感染再拡大への手当てが進み景気失速への不安が和らいだ。自動車、銀行、サービスなどが買われた一方、ソフトバンクグループの下落が響いて日経平均株価は値下がりした。

  • TOPIXの終値は前日比5.80ポイント(0.3%)高の1782.01
  • 日経平均株価は103円72銭(0.4%)安の2万6652円52銭
    • 取引開始時に算出された日経平均先物・オプション12月限の特別清算値(メジャーSQ)は2万6713円47銭

<きょうのポイント>

  • ファイザーのコロナワクチン、FDA諮問委が緊急使用許可を勧告
  • 米経済対策交渉、再び暗礁に-超党派議員案に共和党指導部が難色
  • ソフトバンクグループ株の終値は4.7%の大幅安―連騰から一転

  SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリストは「目立った材料がなく、業種全体が動いているというよりは個別材料に反応し業種の中でもまちまちな動きをした」と指摘した。みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは、ワクチン接種期待や日本や欧州でも対策が講じられ「寒い時期の感染再拡大に対する政策手当は各国で出てきている。景気の急な失速は避けられるだろう」と話していた。

  反発で始まったきょうの日本株は、すぐに日経平均株価が前日終値を下回った。TOPIXも一時下落に転じる場面もあった。米国で11月のスイッチ販売台数が堅調だった任天堂株やトヨタ株の上昇が指数を下支えた。

  水戸証券投資顧問部の酒井一チーフファンドマネジャーは「ECBの追加緩和と来週のFOMCもほぼ織り込み済みで、年内に上値を追う追加材料としては期待できない」と指摘。メジャーSQを通過し、海外の投資家は長期休暇を控え「買いも売りも出にくく方向感はなくなってくる」と話した。

  • 東証33業種では空運、輸送用機器、その他製品、電気・ガス、銀行などが上昇
  • 海運、パルプ・紙、その他金融、ガラス・土石、建設などが下落
TOPIXの推移
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE