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スイス、米国の為替操作国の基準満たす-米財務省が報告書で指摘へ

スイス当局によるフラン高抑制のための為替介入は、米国が指定する為替操作国の基準を満たすと、事情に詳しい関係者が明らかにした。その上で、米国がスイスを為替操作国に指定しないという選択肢もあると述べた。

  同関係者によれば、米財務省は貿易相手国の為替政策に関する最新の報告書で、為替操作国であるかを判断する3つの基準をスイスが全て満たしていると指摘する可能性が高い。報告書がまだ公表されていないとして、同関係者は匿名を条件に語った。

  為替操作国に指定されても直ちに制裁措置につながるとは限らないが、スイス国立銀行(中央銀行)のヨルダン総裁にとっては、市場参加者が同国の為替介入への決意を疑い始め、結果的にフランが押し上げられてしまうリスクがある。当局者は米国に為替操作国と指定されても、スイスが必要に応じた介入をやめることはないとの見方を示している。

  米国はスイスを為替操作国に指定しないこともあり得るという。米財務省およびスイス中銀の報道官はコメントを避けた。

米国の「為替操作国」認定基準
  • 対米経常黒字が国内総生産(GDP)比2%以上
  • 対米貿易黒字が200億ドル以上
  • 為替介入額がGDP比2%以上

Spending Spree

The SNB stepped up its interventions in the first half of 2020

Source: Swiss National Bank

原題:Switzerland Will Meet U.S. Criteria for Currency Manipulation(抜粋)

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