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ドル・円は上昇、前日高値を抜けて104円台半ば-ポンド下落

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=104円台半ばに上昇。前日の高値を上抜けたことで短期的な上昇に弾みが付いたとの市場関係者の声が聞かれた。ポンドは英国と欧州連合(EU)の通商協議が難航する中で下落。

  • ドル・円は午後3時30分現在、前日比0.2%高の104円45銭。ここまでのレンジは104円20銭から104円50銭
  • ポンド・ドルは0.3%安の1ポンド=1.3364ドル。ポンド・円は0.1%安の1ポンド=139円57銭

ドル・円は買いが優勢に

市場関係者の見方

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト

  • ドル・円は何かのニュースに反応したのではなく、国内勢のドル買いで上がり始め、前日の高値を抜けたので、ドルを売っていた短期筋のストップロスが付いて上昇が加速したようだ
  • ただ、大きな方向感が出たわけではないため、その後は買いが続いてはいない
  • 欧州中央銀行(ECB)会合では資産買い入れの5000億ユーロ増額と期間の半年延長が市場コンセンサスか。ラガルド総裁からユーロ高けん制発言が出るかどうかも焦点
  • ポンド安は目先やや悲観論が強まっていることが影響。市場は部分的な合意を織り込んでおり、万が一、合意なき離脱となれば相場は荒れそうだ

SMBC信託銀行の佐溝将司シニアマーケットアナリスト

  • ドル・円の上昇は米追加経済対策や英国とEUの協議を巡る不透明感、ECB理事会を控えて様子見姿勢が強い中、テクニカル的にきのうの高値を抜けて上昇に弾みが付いたのではないか
  • ECBは追加緩和の決定はほぼ既定路線だが、資産購入の規模や実施期間の延長に関して市場の見方が分かれており、事前に動きにくい
  • ポンドは英EU交渉に関する悲観論もあり、売りが優勢に

背景

  • 米経済対策協議、局面打開ならず-財務長官と下院議長は合意楽観
  • 英EUの通商交渉、13日までに結論-ジョンソン氏と欧州委員長が一致
  • 新型コロナ】米政権が治療薬でメルクと交渉、カナダがワクチン承認
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