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日本株小反落、米対策難航と感染拡大で懸念-ソフトバンクG連騰支え

更新日時
  • 米経済対策協議、与野党指導部が非難の応酬-超党派は法案骨子提示
  • ソフトバンクG、ドアダッシュ上場で含み益1兆円強-株価連騰

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10日の東京株式相場は小幅に反落。米追加経済対策協議の難航や国内の新型ウイルス感染拡大を背景に半導体関連を中心に電機、化学、機械、精密機器、サービスなどが売られた。一方、ソフトバンクグループ株の急伸で、株価指数は上昇に転じる場面もあった。

  • TOPIXの終値は前日比3.21ポイント(0.2%)安の1776.21
  • 日経平均株価は61円70銭(0.2%)安の2万6756円24銭

<きょうのポイント>

  • 米経済対策協議、与野党指導部が非難の応酬-超党派は法案骨子を提示
  • 新型コロナウイルス新規感染が全国で2800人超、重症者とも過去最多ー報道
  • ソフトバンクG、ドアダッシュ上場で含み益1兆円強-株価連騰

  三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは「米国でNASDAQが下落するなどハイテク株中心に乱調な流れから日本株では半導体関連などが弱い」と指摘。野村証券の伊藤高志エクイティ・マーケット・ストラテジストは「米経済対策が年内でまとまると思っている人にとっては残された時間は少なくなってきている」と話した。

  日本株は米追加経済対策協議の行き詰まりによる米株安の流れを受けて安く始まった。それでも11月以降の急ピッチな上昇がいったん止まり、過熱感は和らぎつつある。伊藤氏は「きのうの機械受注統計で景気に対する信頼感が高まっている」と指摘。指数は午後にかけて下げ幅を縮め、前日の終値を上回る場面もあった。好材料の続くソフトバンクGの上昇率は一時18%を超え、新薬承認の申請を発表したエーザイの株価も上昇し、株価指数にプラス寄与した。

  岡三証券の松本史雄チーフストラテジストは、午後の一時上昇について「ソフトバンクGなどの株価上昇が要因となっている可能性がある」と指摘した。午前の相場下落で日本銀行による買い入れ観測が出やすい中で、株価指数の上昇で出遅れている銘柄や業種に資金が向かいやすいとみていた。

  • 東証33業種では海運、金属製品、ガラス・土石、精密機器、保険などが下落
  • 情報・通信、水産・農林、石油・石炭、空運などが上昇
TOPIXの推移
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