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成績トップのESGファンド、アジアの再生可能エネルギー株買い増し

  • アジア資産の配分を11%から18%に拡大、中印韓などへの投資検討
  • 年初来リターンはプラス131%、アジアでの環境意識の高まりが寄与

環境、社会、ガバナンス(ESG)重視型ファンドで運用成績トップのBNPパリバ・エネルギー・トランジション・ファンドがアジア株を買い増している。域内各国政府の環境意識が高まり、再生可能エネルギーへのシフトを進めていることが背景にある。

  共同マネージャーのウルリク・フグマン氏はインタビューで、同ファンドがアジア資産の配分を9月時点の11%から18%に拡大、さらに中国や香港、インド、韓国への投資を検討していることを明らかにした。同ファンドの年初来リターンはプラス131%と、大半の同種ファンドを上回っている。

  日中韓3カ国はいずれも今年に入り温室効果ガス排出量を実質ゼロにする方針を打ち出しており、域内では気候変動に対する意識が高まっている。域内企業も環境リスクの報告で北米企業に先行しており、アジアのサステナブルファンドへの資金流入は記録的水準に達している。

  環境意識の高まりが「経済成長と気候目標の達成を両立させるまたとないチャンスをもたらしている。それが、アジアのエネルギーシフトに関連した企業の大幅な増益につながる可能性がある」とフグマン氏は指摘。ドル安の見通しも寄与していると語った。

  2021年の企業利益と経済成長でアジアが上回る可能性が高いとの見方から、同ファンドは米国株の組み入れ率をアンダーウエートにしている。

Asia's green stocks are soaring as ESG investing grows

原題:
Top ESG Fund With 131% Return Buys More Asia Renewable Stocks(抜粋)

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