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ETFの高リスクバージョン「ETN」、過去最速ペースで閉鎖

上場投資信託(ETF)の高リスクバージョンである上場投資証券(ETN)が、過去最速ペースの閉鎖に追い込まれている。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、今年これまでに54本のETNが清算または上場廃止となっており、これは1年間として過去最多だ。

  これらの商品の変動の激しさは2020年の市場全体の標準と比べても目立っていた。新型コロナウイルスのパンデミックが始まった時期の相場乱高下に伴い幾つかが閉鎖されたが、8月には相場が急騰したことで、店頭取引のETNが投資家を驚かせ得ることが浮き彫りになった。

  パービュー・インベストメンツのリンダ・チャン最高経営責任者(CEO)は、「幾つかの出来事でETNが良くない脚光を浴びた。人気が薄れたことにも驚かない」と話した。

  今年閉鎖されたETNには、ボラティリティーに連動したクレディ・スイス・グループのETN(15億ドル=約1560億円規模)やUBSグループのモーゲージ不動産投資信託(REIT)に連動するレバレッジドノート2本、シティグループによる原油連動のレバレッジドノート2本などがある。

  ETNはETFと異なり、連動している資産の裏付けがない無担保証券。アクセスの難しい資産に投資する手段として利用されることが多い。

Facing the End

More ETNs have closed in 2020 than any other year

Source: Bloomberg

原題:
Riskier Cousins of ETFs Are Shutting Down Like Never Before(抜粋)

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