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日本のファンド、中国債券買いを活発化-他の新興国債は敬遠

  • 今年1-10月に中国の債券を5057億円買い越し
  • 中国を除き、新興国債への投資家の関心は薄れている-マネックス

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が財政悪化や金利低下を招く中、日本のファンドは中国の債券の購入を活発化している。

  財務省の最新データによると、利回りに敏感な日本のファンドは、10月に中国の債券を856億円買い越し、1-10月は合計で5057億円の買い越しとなった。一方、フィリピン、インドネシア、インド、南アフリカ共和国、メキシコの債券については、売り越しとなった。

  マネックス証券の債券トレーダー、相馬勉氏は、新型コロナ危機から急速に回復しているように見える中国を除き、利回りが低くなりすぎたため、新興国債券購入への投資家の関心は過去数年と比べて明らかに薄れていると指摘。多くの新興国の現在の利回り水準は、投資に伴うリスクの大きさに見合っていないとの見方を示した。

Japan funds bought $4.9 billion in Chinese bonds in January-October

  利回りは追求するが保守的な日本の債券ファンドは、今年に入り各国・地域の中央銀行が金利を引き下げたために選択肢が縮小し、一部は相対的に安全とされる日本の債券に流れた。一方、中国の景気回復ペースの加速や先進国市場との利回り格差拡大で、中国の債券は魅力的な選択肢となっている。

中国国債の魅力、世界で際立つ-日本勢含め利回り追求の投資家に人気

原題:
Japan Funds Snap Up China Bonds While Shunning Rest of EM Debt(抜粋)

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