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75兆円超える株式がロックアップ解除に-21年の中国株市場、試される

  • 中国株市場全体の時価総額の約7%に相当-ブルームバーグのデータ
  • 本土債市場の混乱を避けたい企業による株式発行も

中国では2021年に売却を制限するロックアップ期間が明ける株式が7220億ドル(約75兆円)を超え、5年ぶりの高バリュエーションとなっている本土株市場が試されることになる。

  招商証券によれば、この規模は少なくとも11年以来の大きさ。中国株市場全体の時価総額の約7%に相当するとブルームバーグの集計データは示している。

  資金不足の企業に対し中国政府は新株発行を通じた資金調達を促している。本土債市場の混乱を避けたい企業による株式発行もある。この結果、市場改革や規制緩和に後押しされ、大株主や幹部社員、初期投資家らが保有している制限付き株式数は膨らんでいる。

  群益証券の林静華アナリストは「特に債券市場でデフォルト(債務不履行)問題が広がった後、資金調達で株式を発行しようとしている企業が増えている」と指摘し、「このことは今後、ロックアップ期間を終える制限付き株式が増えることを意味し、長期的に市場に影響を与える」と述べた。

Unleash the Unlocked

Next year is expected to see highest value of unlocked stocks since 2011

Sources: Bloomberg, China Merchants Securities Co

Note: Data is as of December 7.

  ロックアップ期間は、中国では一般的に上場日から最短で半年、最長で3年間。上場企業の関係者が保有株を手放すと、市場全体に影響が及び得る。

  上海証券取引所の「科創板(STAR)」市場の値動きを示す指数は今年7月、創設1周年を迎えた後の3営業日で8.2%下げた。上場を果たした企業の関係者らが最初に持ち株を売却する機会だった。同じ期間、中国本土株の指標CSI300指数は4%下落した。

  興業証券が最近公表したリポートによれば、来年は制限付き株式のロックアップ期間終了が4-6月(第2四半期)と7-9月(第3四半期)に集中する。

中国では2021年に売却を制限するロックアップ期間が明ける株式が7220億ドル(約75兆円)を超える

Markets: China Open.” (Source: Bloomberg)

原題:China Stocks Face $722 Billion Overhang as Share Lockups End (1)u(抜粋)

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