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ファイザーのコロナワクチン、ウイルス伝播防止効果は不明-FDA

  • マスク着用やソーシャル・ディスタンシングの継続に影響も
  • 伝播に関するデータ、来年1-3月に示す見通し-ファイザーCEO

ファイザーの新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチンは症状を伴う感染症を予防するが、ウイルス伝播(でんぱ)を防ぐ効果があるかどうかは不明だと、米食品医薬品局(FDA)のスタッフが8日の報告書で指摘した。

  米国の野心的なワクチン投与計画の実行を控え、今回の結論はワクチン候補に関して根強く残る大きな不確定要素を浮き彫りにしている。集団レベルで新型コロナの拡散を防ぐ効果がどの程度あるのかという疑問だ。

  この疑問に対する答えは、マスクの着用やソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保)などの公衆衛生対策の継続が重要だということかもしれない。

  ファイザーと独ビオンテックが共同で開発したワクチンは症状を伴う感染症を防ぐため、同ワクチンの広範な利用はウイルス伝播を抑えられる可能性があると、FDAスタッフ報告では説明。ただし、症状を伴わない感染症例においてワクチンがそれほど有効でない場合は、「マスク着用やソーシャル・ディスタンシングを怠ると、著しい伝播継続につながる可能性がある」としている。

  ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は8日の記者ブリーフィングで、ワクチンがウイルス伝播を防ぐかどうかに関するデータは来年1-3月(第1四半期)に提供する見通しだと明らかにした。

原題:
Pfizer Vaccine’s Effect on Transmission Still Unknown, FDA Says(抜粋)

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