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【欧州市況】株上昇、通商交渉に期待-ポルトガル債利回り初マイナス

8日の欧州株は上昇。英国が欧州連合(EU)と締結した離脱協定を事実上書き換える条項が盛り込まれた「国内市場法案」について問題部分を取り下げることを明らかにし、EUとの通商交渉が進展する可能性があるとの見方が強まった。

  ストックス欧州600指数は0.2%高。メディア株やパーソナルケア・医薬品・食品小売店セクターが上げを主導した。一時0.6%安まで下げていたFTSE100指数はほぼ変わらず。内需関連銘柄を中心とした英FTSE250指数は0.3%下げた。ポンド安が影響した。

  英国とEUの通商交渉はいまだ難航しているが、問題となっていた条項を巡る対立の解決は交渉にプラスに働く可能性がある。

  コムディレクト銀行のストラテジスト、アンドレアス・リプコウ氏は、「様子見はまだ続く。通商交渉と欧州中央銀行(ECB)理事会が引き続き投資家の注目するイベントだ」と述べた。

European investors are looking for fresh reasons to keep the rally going

  欧州債はギリシャを除くユーロ圏国債が上昇。ポルトガルの10年債利回りは初めて0%を下回った。年末にかけての供給見通しが緩和された。

  ドイツ債の利回り曲線はブルフラット化。イタリア10年債利回りは0.584%と過去最低を更新したが、パフォーマンスはユーロ圏他国債の大半を下回った。イタリアは10日に今年最後となる国債入札を実施、3年債と7年債を売り出す。

  英国債の利回り曲線はブルフラット化した。

  ドイツ10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下してマイナス0.61%、フランス10年債利回りは3bp下げてマイナス0.37%、イタリア10年債利回りは2bp低下して0.58%。

原題:Portugal 10-Yr Yield Negative for First Time: End-of-Day Curves、European Stocks Rise as U.K. Scraps Lawbreaking Brexit Clauses(抜粋)

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