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新型コロナワクチン、英国で市民に投与開始-欧米の先陣切る

  • 80歳以上の高齢者がまず対象、年内に最大400万回分の投与可能
  • 英国は先週、ファイザー・ビオンテックのワクチンを先んじて承認

英国の国家医療制度(NHS)は8日、新型コロナウイルス感染症(COVID19)のワクチン接種を全国で開始した。NHSにとって最大のワクチン作戦だとしている。

  NHSが投与するのは米ファイザーとドイツのビオンテックが共同開発したワクチンで、まずは80歳以上の市民が対象となる。今後数日以内に数万人が接種を受けると見込まれている。COVID19ワクチンが一般市民に広く投与されるのは欧米では初めてで、英国は先週、他国に先駆けてこのワクチンを承認していた。

新型コロナワクチンを投与された英市民第1号となったマーガレット・キーナンさん

出典:ブルームバーグ

  発表資料によると、8日午前6時半ごろ、英市民として初めてマーガレット・キーナンさんがイングランド中部コベントリーの病院でワクチン接種を受けた。来週91歳になるキーナンさんは「最高の誕生日プレゼントが早く届いた」と話し、今年の大半を独りで暮らさざるを得なかったが、これで家族や友人らと新年を過ごすことができると喜んだ。

  英国は累計感染者数が170万人を超え、死者数は6万1000人余りに上る。ジョンソン首相はワクチン接種の開始を新型コロナとの闘いにおける「大きな前進」だと歓迎。ただ、「大規模なワクチン接種は時間を要する」と声明でコメントした。

  ワクチン接種プログラムに参加しているのは現時点で全国50病院で、最初の1週間で約80万回分が投与される見込み。NHS側によると、年内に最大で400万回分の接種が可能。

U.K. Covid-19 Vaccine Rollout

コベントリー大学病院(12月8日)

原題:All Eyes on U.K. for Western World’s First Covid Shots (2)(抜粋)

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