, コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(12月8日):株式、債券、為替市場

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日本株は小幅続落、米対策協議難航や新型コロナ感染拡大で景気懸念

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は小幅に続落。米追加経済対策協議の難航や新型コロナ感染拡大が懸念された。高値警戒感もあり、自動車などの輸出関連、化学などの素材、金融など景気敏感業種が売られた。

  • TOPIXの終値は前日比1.94ポイント(0.1%)安の1758.81
  • 日経平均株価は80円36銭(0.3%)安の2万6467円08銭

  アセットマネジメントOneの淺岡均シニアストラテジストは株価上昇に一服感があり上がれば売られると話す。ただワクチン普及後の2年後を見据え下がれば買いが入りやすいとも指摘する。日本の経済対策には「財政支出は予想の上限に近い規模で、一時的な支援だけでなくデジタル化や脱炭素など中長期的な成長戦略も含まれ、株式市場にとっては悪い内容ではない」とみていた。

  • 東証33業種では空運、医薬品、その他金融、石油・石炭製品、ゴム製品が下落
  • パルプ・紙、サービス、海運、情報・通信、電気機器は上昇

●債券は上昇、5年債入札結果順調で買い優勢-超長期ゾーン堅調も支え

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券相場は上昇。前日の米国市場で長期金利が低下した流れを引き継いだほか、この日に実施された5年利付国債入札が順調な結果となったことで買いが優勢だった。10日の20年利付国債入札への期待感などから超長期ゾーンが堅調に推移したことも相場を支えた。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.015%
  • 新発5年債利回りは0.5bp低いマイナス0.115%
  • 長期国債先物12月物の終値は13銭高の152円10銭。前日に米長期金利が低下した流れを引き継ぎ買いが先行。午後は5年債入札の結果を受け、一時152円12銭まで上昇

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 5年債入札は順調に近い無難な結果。今月の入札はほとんど順調にこなしており、20年債入札も一番人気のある年限なので問題ないだろう
  • 20年入札を通過すると流動性供給入札以外は長いゾーンの供給がない中、大量償還に伴う需要が見込まれ、目先の需給はしっかりしてくる
  • 一方、政府の追加経済対策は市場の想定内の規模で極端な国債増発への警戒感はないが、増発の方向性は残るため、そんなに利回りが下がる環境でもない

5年債入札

  • 最低落札価格は101円3銭と、市場予想と一致
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.96倍、前回3.52倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は2銭、前回はゼロ
  • 岡三証の鈴木氏
    • 海外勢の買いが回復してきているほか、恐らく銀行勢からも中期債にはそれなりの需要があると思われる

●ドル・円は104円前後、リスク回避の流れでドルと円に買い圧力

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=104円前後で小動き。米経済対策や英国と欧州連合(EU)の通商交渉を巡る不透明感を背景としたリスク回避的な流れの中、ドルと円はともに買われやすく、相場は目先の方向感に乏しい展開だった。ポンドは英国と欧州連合(EU)の通商交渉に対する不透明感から売りが優勢だった。

  • ドル・円は午後3時11分現在、前日比変わらずの1ドル=104円05銭。ここまでのレンジは103円96銭から104円09銭
  • ポンド・ドルは0.2%安の1ポンド=1.3366ドル。一時は0.3%安の1.3344ドルまで下落

三井住友信託銀行の瀨良礼子マーケット・ストラテジスト

  • ドルと円はともに株安などのリスクオフ時に買われる通貨と位置付けられているので、相対的な位置関係が変わりにくい
  • 英国とEUの通商交渉はチキンレース状態になっており、本当に妥結できるのか不透明感が増していて、ポンド売り要因になっている
  • 米追加経済対策を巡る合意の遅れもあって来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)に対する期待が高まっているが、本格的な追加緩和は新政権発足後の来年1月末でも遅くはない
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE