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マンハッタンの超高級住宅に買い手戻る、大幅値引きが誘因に

  • 4億円超の高級物件成約件数、過去3カ月は前年同期上回る
  • 郊外移住組は現地での生活に退屈し始めた-不動産開発業者

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の中でも米ニューヨーク市マンハッタンにある高級住宅の売買契約は好調で、過去3カ月の成約件数は前年同期を上回った。

  不動産仲介会社オルシャン・リアルティが7日に公表したリポートによると、400万ドル(約4億1600万円)以上の高級住宅の9月1日から12月6日までの成約件数は227件。前年同期は219件だった。

  リポートによれば、ニューヨーク市は依然としてコロナ禍で大部分が閉鎖されているものの、株式相場の上昇やマンハッタン最高級住宅の一部での大幅値引きを受け、高級不動産市場に買い手が戻っている。低水準の住宅ローン金利や、ワクチンが近く利用可能になるとの消費者の楽観も購入の強い動機になっているという。

  オルシャンのドナ・オルシャン社長はリポートで、「買い手の多くはニューヨーカーだ。ニューヨークがいずれ回復すると明らかに信じている」と指摘した。

New York landmarks and attractions: New York city skyline

マンハッタンのミッドタウンにある超高層マンション、ワン57。

写真家:ゲッティイメージズ経由のマチャドノア/ライトロケット

  先週の最大の取引は、10年前にマンハッタンの高級不動産開発ブームの口火を切ったタワーマンション、ワン57の58階にあるコンドミニアムの転売。 4483平方フィート(416平方メートル)の同物件は3月から市場に出ており、直近の売却希望価格は2225万ドルと、売り手が2014年に支払った金額より少なくとも35%低い水準だった。実際の売却価格は取引完了まで判明しない。

  不動産開発業者ナフタリ・グループのミキ・ナフタリ最高経営責任者(CEO)によれば、米国の地方部に転居した裕福な買い手は9月ごろには都会生活に再び興味を持ち始めていた。ニューヨーク州ハンプトンズやコネティカット州、ニュージャージー州に移住した人々の一部は「現地での生活に退屈し始めており」、ニューヨークに戻りたいと話す人が増えているという。

原題:
Manhattan Luxury-Home Buyers Come Back, Lured by Deep Discounts(抜粋)

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