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ルーミス・セイレスのファス氏、ファンド運用管理の一線から退く

  • 91億ドル規模の債券ファンドの共同マネジャーを退任へ
  • 債券界のバフェット氏、引退せずシニアアドバイザーに

伝説的ファンドマネジャーのダン・ファス氏は、40年余り勤続した米ルーミス・セイレスのポートフォリオ運用管理業務から退く計画だ。ファス氏(87)は債券投資の世界で、著名株式投資家ウォーレン・バフェット氏になぞらえられる重鎮。

Loomis Sayles & Co. Vice Chairman Dan Fuss Interview

ダン・ファス氏

写真家:ビクターJ.ブルー/ブルームバーグ

  ルーミスの7日の文書によれば、ファス氏は「ルーミス・セイレス・ボンド・ファンド」(運用資産91億ドル=約9500億円)の共同マネジャーを退任し、同社の投資信託やオフショア・ファンドの運用管理から離れる。

  変更は来年3月1日付。ファス氏は引退はせず、シニアアドバイザーにとどまるほか、副会長と執行副社長、取締役会メンバーを続ける。「これは20年以上にわたって整えてきたポートフォリオ管理チームの後継者計画の最新段階だ」と同社は説明した。

  ファス氏は60年余りにわたる投資キャリアの中で、1970年代の金融危機やハイパーインフレ、最近の新型コロナ禍による不況などを経験した。弱気な予想も強気な予想も正確に言い当てたことで知られる。リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの経営破綻の1年前には、レバレッジド・バイアアウト(LBO)関連の債券のバブルは破裂すると警告したほか、ソブリン債危機に見舞われた欧州諸国政府の回復に賭けて大きなリターンを上げた。

原題:Loomis Sayles’s Fuss to Step Back From Fund Management (3) (抜粋)

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