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債券は上昇、5年債入札結果順調で買い優勢-超長期ゾーン堅調も支え

更新日時

債券相場は上昇。前日の米国市場で長期金利が低下した流れを引き継いだほか、この日に実施された5年利付国債入札が順調な結果となったことで買いが優勢だった。10日の20年利付国債入札への期待感などから超長期ゾーンが堅調に推移したことも相場を支えた。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.015%
  • 新発5年債利回りは0.5bp低いマイナス0.115%
  • 長期国債先物12月物の終値は13銭高の152円10銭。前日に米長期金利が低下した流れを引き継ぎ買いが先行。午後は5年債入札の結果を受け、一時152円12銭まで上昇
先物中心限月の日中推移

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 5年債入札は順調に近い無難な結果。今月の入札はほとんど順調にこなしており、20年債入札も一番人気のある年限なので問題ないだろう
  • 20年入札を通過すると流動性供給入札以外は長いゾーンの供給がない中、大量償還に伴う需要が見込まれ、目先の需給はしっかりしてくる
  • 一方、政府の追加経済対策は市場の想定内の規模で極端な国債増発への警戒感はないが、増発の方向性は残るため、そんなに利回りが下がる環境でもない

5年債入札

  • 最低落札価格は101円3銭と、市場予想と一致
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.96倍、前回3.52倍
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は2銭、前回はゼロ
  • 岡三証の鈴木氏
    • 海外勢の買いが回復してきているほか、恐らく銀行勢からも中期債にはそれなりの需要があると思われる
  • 備考:過去の5年債入札の結果一覧

経済対策

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.140%-0.115%0.015%0.380%0.635%0.680%
前日比横ばい-0.5bp-0.5bp-0.5bp-1.0bp-1.5bp
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