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「ワクチン前」の買収合意に疑問符、株価上昇で価格に満足できず

株式相場の急上昇が、最近合意されたM&A(企業の合併・買収)を頓挫させる恐れがある。

  ブルームバーグのデータによれば、米ファイザーが11月9日に有望な新型コロナウイルスワクチン臨床試験結果を発表するまでの1カ月には合計で1700億ドル(約17兆7000億円)を超える上場企業買収が合意されたが、その後の株価急上昇で、合意した多くの買収価格が突如、さほど満足のいくものには見えなくなってきた。

  230億ドル相当の案件で、対象となった企業の株価は買収価格を上回って取引されている。買収が頓挫したり別の買い手が名乗りを上げることもありそうだ。

  ユナイテッド・ファースト・パートナーズのスペシャルシチュエーション担当アナリスト、ジョシュ・ローゼン氏は「パンデミック(世界的大流行)の中で安価な買収を目指した企業は足をすくわれそうになってきた。標的企業の株主が、最悪のパンデミックの最中に設定されたバリュエーションを黙って受け入れる理由がない」と話した。

Shifting Sands

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Source: Bloomberg

原題:Stock-Market Euphoria Threatens $170 Billion Wave of Takeovers(抜粋)

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