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市場に「明確なコンセンサス」、取引集中を警告-JPモルガン

市場には現在、強いコンセンサスがあり、投資家は集中した取引に対するヘッジとなるポジションを組む必要があると、JPモルガン・チェースが指摘した。

  ニコラオス・パニギリツオグル氏らストラテジストは4日のリポートで、これほど多くの投資家が1つの戦略に集中していたのは2017年終盤から18年序盤にかけて以来だが、当時の展開は市場の強いコンセンサスが完璧に実現することは滅多にないことを思い出させると指摘した。

  世界の株価は18年1月に当時の過去最高に達したが、リスク資産のポジションの大きさが懸念を呼び、翌月にボラティリティー急上昇とともに急落した。

JPMorgan says "EM vs DM stocks" trade isn't overly crowded

  レポートは「従って、資産配分担当者にとって重要なのは、ポートフォリオが過度に集中しないようにエクスポージャーの規模を調節することだ。誰もが同意している取引テーマへのエクスポージャーを調整する方法の1つは、最も混雑している取引へのエクスポージャーを抑えることだ」と解説している。

  JPモルガンやゴールドマン・サックス・グループ、 モルガン・スタンレーのストラテジストらは21年のリスクオン環境を予想している。多くの人がハイイールド債や新興市場通貨、バリュー株などを有望視している。

  JPモルガンによれば、混雑している取引は、循環的な先進国通貨に対する米ドルのショート、銅のロング、ビットコインのロングなど。一方、原油と金の強気ポジション、先進市場に対する新興市場株のオーバーウエートなどはあまり混み合っていないという。

原題:
JPMorgan Warns of Crowded Trades Amid Markets’ ‘Clear Consensus’(抜粋)

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