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新型コロナワクチンがやってきた-英国、8日から注目の接種開始

新型コロナウイルス危機が発生してから1年弱がたった今、大々的なワクチン接種が始まろうとしている。世界で150万人以上の死者を出したウイルスとの闘いの転換点になるのか、英国がその実験場となる。

  米ファイザーと独ビオンテックが開発したワクチンを欧米で最初に承認した英国では、8日から国民に接種が始まる。当初は約50の病院が取り組みに参加する。

  ワクチンの焦点が研究開発から配布に移るなかで、人口6700万人の英国に注目が集まる。製造や物流面での困難を乗り越えることに加え、一部の医療関係者や市民に接種は安全だと納得させることも必要だ。

Training At The Covid-19 Vaccination Clinic In Coventry

ワクチン接種の訓練を受ける医療従事者(コベントリーで、12月4日)

  英政府も他の幾つかの欧米諸国と同様、新型コロナ検査や接触追跡について批判にさらされた。ワクチン接種ではそのような問題を引き起こさないことが重要だ。本格的な冬の到来を前に病院はすでに逼迫(ひっぱく)状態にある。

  医療の責任者らは4日の書簡で、ワクチン接種により入院患者数と死者数は春までには大きく減る可能性があるとしながらも、「そこに行きつくまでには何週間もある」と警鐘を鳴らした。

  ベルギーで製造されたファイザーとビオンテックのワクチンは陸路と空路で英国に運ばれた。到着後12-24時間をかけて品質チェックが行われる。

  英国民保健サービス(NHS)の発表によれば、80歳を超える高齢者と介護施設の職員、医療従事者が最初に接種を受ける。最終的には最大1000カ所のワクチン接種センターが開設されると政府は説明している。

  

Gatwick Airport Launches New Covid-19 Screening Service

ロンドンのガトウィック空港でのPCR検査(11月27日)

Photographer: Jason Alden/Bloomberg

原題:A Covid Vaccine Has Arrived. Get Ready for the Rollout(抜粋)

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