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きょうの国内市況(12月7日):株式、債券、為替市場

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●日本株は下落、米雇用統計や高値警戒-電機や化学など安い

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  東京株式相場は下落。米追加経済対策の年内合意への期待が高まる一方で先週末の米雇用統計は予想を下回り、新型ウイルス感染拡大の経済への影響や株価の高値警戒感が重しとなった。電機、化学、情報・通信、サービス、精密などが安い。

  • TOPIXの終値は前営業日比15.19ポイント(0.9%)安の1760.75
  • 日経平均株価は203円80銭(0.8%)安の2万6547円44銭

  先週末に主要指数がそろって最高値を更新した米国の株高の流れを受けて日本株は買い先行で始まったが、利益確定の売りに押され軟調に推移。午前の取引終了後に米株先物が軟調だったことを嫌気して午後は日本株の下げも広がった。

  SMBC信託銀行の佐溝将司シニアマーケットアナリストは「先週末の米国株高の最大の要因は、雇用統計の結果が悪いため追加経済対策の協議が進むという逆説的な上昇で、11月の米経済指標は軟調なものが目立つ」と指摘。「米追加経済対策の合意や食品医薬品局(FDA)のワクチン承認など重要イベントを控え、日経平均2万7000円を前に売りが出やすい水準」と話した。

  • 東証33業種では空運業、精密機器、金属製品、海運業、鉄鋼、サービス業、電気・ガスなどが下落
  • パルプ・紙、その他製品、鉱業、卸売業は上昇

●債券ほぼ横ばい、投資家の現物債買いで底堅く推移-円高も支えとの声

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  債券相場はほぼ横ばい。前週末の米国市場で長期金利が上昇したことを受けて売りが先行したが、利回りの上昇で投資家の押し目買いが入り、底堅く推移した。時間外取引で米長期金利が低下したほか、為替相場が円高気味に推移したことが下支え要因になったとの声もあった。

  • 新発5年債利回りはマイナス0.11%、新発10年債利回りは0.02%、新発20年債利回りは0.39%、新発30年債利回りは0.65%といずれも前週末比横ばい
  • 新発2年債利回りは引け間際に0.5ベーシスポイント(bp)低下しマイナス0.14%
  • 長期国債先物12月物の終値は3銭安の151円97銭。前週末の米長期金利上昇の流れを引き継ぎ安く始まったが、徐々に水準を切り上げ、一時2銭安の151円98銭まで下げ幅を縮めた

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 超長期債は朝方売られたが押し目買いが入った
  • 10日の20年債入札を終えれば年内の供給はほぼなくなるので、超長期債に押し目買いが入りやすい
  • 為替が円高気味に推移していることも相場を下支えした

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下、25年超、変動利付債。買い入れ額は各ゾーンで据え置き
  • 25年超の応札倍率は4.2倍と前回の7.46倍から低下

●ドル・円反落、米中懸念でリスク回避-ポンド下げ渋り、通商交渉注視

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅反落。米国が新たな対中制裁を準備しているとの報道を受けて、リスク回避に伴う円買いが強まった。ポンドは英国と欧州連合(EU)の通商交渉を巡る不透明感から早朝に下落した後、協議の行方見極めで下げ渋りに転じた。

  • ドル・円は午後3時1分現在、前週末比0.1%安の1ドル=104円09銭。104円24銭と先週末の高値に並んだ後、一時103円94銭まで下落
  • ポンド・ドルは0.2%安の1ポンド=1.3417ドル。一時は0.6%安の1.3360ドルまで下落

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト

  • 米国が対中制裁準備とのニュースがあり、日本株も落ちてきたので、そのあたりがリスクオフ的な円高進行につながっている
  • 先週末は楽観的な見方で米金利も株も上がったが、まだ持続的な感じではないし、米財政も実際にはまだあまり進んでいないところがあり、行き過ぎた分の調整が入っている
  • ポンドは週末に交渉の進展がなく売られたが、今週末のEUサミットに向けて交渉は加速するだろう。コンセンサスは一部でも合意するとの見方で、ハードブレグジットは避けられるという面でポンドは底堅いとみるが、EUを抜けた後の英経済には不安もあり、1.35ドルを大きく抜けていくのは難しいだろう
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