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サウジ、アジア向け原油販売価格引き上げ-ワクチン期待で相場上昇後

サウジアラビアは主要市場であるアジア向けの原油販売価格を引き上げた。新型コロナウイルスのワクチンに関する楽観で原油相場が前週、3月以来の高値に達したことが背景にある。

  原油販売価格の値上げ幅は5カ月ぶりの大きさ。来月からの「OPECプラス」の減産緩和分を吸収するのに十分なエネルギー需要があり、欧米の一部でロックダウン(都市封鎖)措置がとられる中でも石油市場の需給が引き締まった状態が続くと、サウジが確信していることを示す動きだ。

  国営石油会社サウジアラムコは今回、アジア向けのアラビアンライト原油の販売価格をバレル当たり80セント引き上げ、指標価格を30セント上回る水準に設定した。ブルームバーグがまとめた製油業者やトレーダー7社による調査では、65セントの値上げが予想されていた。

  アラムコは地中海地域向けの軽質原油価格も引き上げた。欧州北西部向けは据え置き。米国向けは全油種を対象に値下げし、5月以来の低価格とした。

原題:Saudis Raise Crude Pricing to Asia as Vaccines Buoy Oil Market(抜粋)

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