, コンテンツにスキップする

新たな米財政刺激策、年内妥結の機運高まる-共和有力議員が前向き

  • 9080億ドル規模の超党派案に共和党のグラム上院議員らも支持
  • 共和党のマコネル上院院内総務はまだ超党派案に支持を表明せず

1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。

新型コロナウイルス禍に見舞われた米経済の苦痛を和らげるため、議会で新たな財政刺激策が年内にまとまる機運が高まってきた。

  超党派の議員グループが先に提示した9080億ドル(約95兆円)規模の刺激策について、共和党の複数の有力議員が議論のたたき台とすることに前向きな姿勢を示しているためだ。

  議会指導部とホワイトハウスは過去数カ月にわたり、新たな刺激策で合意できずにきたが、上下両院の共和、民主両党議員が示したこの最新案は妥結に向けた有望株として台頭している。

Pelosi And Schumer Back Using Bipartisan Plan In Stimulus Talks

民主党のペロシ下院議長

写真家:Stefani Reynolds / Bloomberg

  共和党のマコネル上院院内総務はまだ、超党派の提案に公に支持を表明していない。ただ、何らかの合意を取りまとめようとする同党内の流れに抗(あらが)えば、孤立感を深める恐れもある。

  年末の祝日に伴う議会休会入りが迫る中、4日に発表された11月の雇用統計は予想よりもずっと弱い内容となり、何も追加策を講じないことの代償が極めて大きなものとなりかねないことが議員にも明示された。

  ブラックロックのシニアポートフォリオマネジャー、ジェフリー・ローゼンバーグ氏は雇用統計を巡りブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「全米でパンデミックの影響が広がる中にあって、財政政策による対応がいかに重要であるかをあらためて認識させるものだ」と指摘した。

  民主党のペロシ下院議長とシューマー上院院内総務は既に超党派案を交渉の土台とすることに賛意を示しているが、3日にはトランプ大統領に近いグラム議員を含む数人の共和党上院議員も同案には合意のための要素が含まれているとの考えを表明。同議員はトランプ氏にこの案の利点を説いたことを明らかにした。

原題:Stimulus Optimism Grows, and Congress Gets Job-Market Alert (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE