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OPECプラス減産の段階的縮小検討、ロシアも支持-参加国代表

更新日時
  • 減産規模を数カ月かけて段階的に縮小する案を軸に協議と参加国代表
  • ロシアも1-3月中に減産を段階的に縮小する案に同意する用意

石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」参加国の間で、現行の減産規模を数カ月かけて段階的に縮小する案を軸に協議が行われていると参加国代表の1人が明らかにした。

  OPECの盟主サウジアラビアとロシア、アラブ首長国連邦(UAE)による数日の直接交渉を経て現在検討されている案が、減産縮小の来年1月開始を認める内容か、1-3月(第1四半期)中のある時点への延期が含まれるかについて、参加国代表は明らかにしていない。

  来年1月から減産を縮小する既存の合意が修正されない場合、日量約190万バレルの原油が市場に新たに供給されることになるが、新たな供給量が最終的に190万バレルになるか、別の数字になるかも明らかではない。

  1月から予定していた減産縮小を3カ月延期する選択肢が、当初は協議の中心だったが、サウジとUAEの利害が衝突し、11月30日の段階で障害に直面した。穏やかなペースで減産を縮小する案は、市場の脆弱(ぜいじゃく)さを懸念する参加国と、増産を急ぎたい産油国が歩み寄るための妥協案になる可能性がある。

  事情に詳しい関係者1人によれば、ロシア政府も自国の石油会社との調整を経て、来年1-3月中に減産を段階的に縮小する案に同意する用意があるという。

  参加国のコンセンサスを得るため当初の予定から2日間延期されたOPECプラスの閣僚会合は、ウィーン時間3日午後2時(日本時間同10時)からオンライン形式で開催される。

原題:OPEC+ Talks Said to Focus on Proposals for Gradual Taper of CutsOPEC+ Talks Said to Focus on Proposals for Gradual Taper of Cuts(抜粋)

(ロシアの意向に関する情報などを追加して更新します)
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