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ECBレーン理事、議論呼ぶ銀行との電話協議継続の構え-正当性主張

  • 投資家や銀行との電話協議、市場との対話の原則に従ったものと説明
  • 意図的に計画したアプローチ、円滑な意思疎通図る政策の一部とも

欧州中央銀行 (ECB)のチーフエコノミスト、レーン理事は、ECBの金融政策決定後に行っている投資家や銀行との電話協議を今後も継続する考えを示した。ECBのコミュニケーション戦略に関して議論を呼んでいる手法の正当性を主張した格好だ。

  レーン氏はロイター通信とのインタビューで、「私のような政策当局者が市場参加者とやり取りする際には、非常に体系立てられ、よく構成され、計画され、そして透明性を持ったやり方で行うことが極めて重要だ」と述べ、「われわれの現在のアプローチは今後もこうした電話協議を継続していくことだ」と話した。

ECB Chief Economist Philip Lane Speaks On Monetary Policy

レーン理事

  理事らの日誌に基づいた前日の報道によれば、レーン理事は今年3月12日のラガルド総裁の記者会見から数時間で、11回にわたり個別に電話協議を行っていた。ラガルド氏はこの会見で、金融市場を動揺させる不用意な発言をした。

ECBレーン氏、3月決定直後に欧米銀などに11回電話-対話戦略に不安

  レーン氏は投資家や銀行との電話協議は市場との対話に関するECBの原則に従ったものだと述べ、意図的に計画したアプローチの一環であり、円滑な意思疎通を図る政策の一部だと説明した。

  同氏は「将来的な決定を先に伝えるようなものではない」と話し、「タイミングについては十分に考えた」と続けた。

  ECB報道官はこれより先、エコノミストの見解を聞いたりテクニカルな質問に答えるための定期的なブリーフィングの開催は2019年9月に決定し、20年3月に行ったと明らかにしており、公開情報にしか言及せず、事前に発表された政策決定だけに話が集中していると説明した。

原題:ECB’s Lane Says Will Continue Investor Calls Despite Controversy(抜粋)

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