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英・EU、通商合意へ追い込みの協議続く-バルニエ氏は成否に疑問

更新日時
  • バルニエ氏、3つの主要な争点は依然未解決とEU大使らに発言
  • 英国とEUは週末までの合意目指す、今後数日が正念場

英国と欧州連合(EU)の通商交渉は、来週が始まる前に合意を成立させようと当局者は急いでいるが、EUのバルニエ首席交渉官は成否がまだ分からないとEU加盟各国の大使らに警鐘を鳴らした。

  ロンドンでの夜を徹した集中的協議は進展をもたらしたが、公平な競争環境と漁業権という最も大きな2つの争点については本格的な隔たりが残っており、交渉結果を確実に予測することは不可能だと、事情に詳しい関係者が述べた。確実に合意を履行させる仕組みという第3の争点は最後にしか乗り越えられない。ただ、当局者2人によれば全体的なムードは楽観的だという。

  バルニエ氏は2日、EU加盟各国の大使らに、合意を妨げている3つの主要な争点は依然未解決だと伝えた。若干の動きはあったとしているが、それは主にEU側からだったと大使の1人が述べた。

  英国、EUの両チームは4日または週末のうちに合意ができることを望んでおり、今後数日が正念場となる。最終的な構図が見え始めてはいるものの、極めて微妙な状況だと関係者の1人は語った。

  EUの立場について知る関係者によれば、担当者らは10日に始まるEU首脳会議の準備に影響が出ないよう交渉が来週にずれ込むことは避けたい考え。だが、バルニエ氏は大使らに、交渉が10日まで続くこともあり得ると述べたという。

EU Chief Negotiator Michel Barnier as Brexit Deal Edges Closer

バルニエ氏(12月1日にロンドンで)

写真家:サイモン・ドーソン/ブルームバーグ

原題:
Barnier Voices Caution as Brexit Negotiators Race to a Deal (2)(抜粋)

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