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株式ETFに記録破りの資金流入、債券ファンドを一気に抜き去る

株式上場投資信託(ETF)に今年流入した資金は、債券ETFへのそれを上回った。11月の株式相場の記録的な上昇が逆転に寄与した。

  ブルームバーグの集計データによれば、株式ETFは先月、過去最大となる810億ドル(約8兆4600億円)を呼び込み、年初からの流入額が計1960億ドルとなった。一方、債券ファンドへの流入額は11月が170億ドル、今年に入ってからの累計は1920億ドル。株式ETFへの流入額は今年の大半で債券ETFに後れを取っていたが、ここへきて抜き去った形だ。

  複数の新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチンが実用化に向けて動き出していることや、景気持ち直しに対する楽観論の高まりを受け、投資家は保有資産を現金から株式に移している。株式市場でこれまで下落が目立っていた領域が最も大きな恩恵を受けており、11月は小型株やエネルギー株が記録的な上昇率を示した。世界的に複数の主要株価指数が最高値を更新、もしくはその水準に近づいている。

Equity ETFs lure $81 billion as global stocks jump most since index began

  投資顧問会社ETFストアのネイト・ゲラチ社長は、「複数の新型コロナワクチンが視野に入ってきたことと、米国の政権交代を巡る不透明感の後退が、投資家の株式選好を高めた。株式ETFにはそれが反映されている」と分析。「11月は株式にとって歴史的な月だったし、リスクリワードの点で債券に疑問を抱く投資家もいる。株式ETFへの資金流入が債券ETFを上回るのは驚きではない」と述べた。

原題:
Record-Shattering Flows Into Stock ETFs Leave Bond Funds in Dust(抜粋)

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