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ドル・円は104円台前半、株高でリスク選好で円売りとドル売りが交錯

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=104円台前半で推移。米株価指数先物や日本株が上昇する中、リスク選好の円売りとドル売りに挟まれ、相場はしっかりながらも小幅な値動きとなった。

  • ドル・円は午後3時16分現在、前日比0.1%高の104円38銭。日中取引のレンジは104円25銭から104円46銭と21銭の値幅
  • 円は主要10通貨全てに対して下落。ドルも円以外の主要通貨に対して売り優勢
    104円前半でもみ合い

市場関係者の見方

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト

  • きのうは月末のポジション調整でドルの買い戻しが進んだが、東京時間に入ってからは日本株や米株が上がって、再びリスクオンの流れ
  • 今週はFOMC(米連邦公開市場委員会)前でもあるし、雇用統計含め米重要指標が注目。コロナウイルス感染が拡大している中で、指標が弱いと株の下落でリスクオフのドル買い・円買いが入る可能性はある
  • 株が下げるような局面では円買いの方が強くなりそうだが、ワクチンの話やバイデン次期大統領の財政政策、イエレン次期財務長官への期待もあるので目先株が大きく崩れることはなさそう。ドル・円も103円を割れるようなところまでは売られづらいだろう

みずほ銀行の加藤倫義参事役

  • イエレン氏の財務長官指名などで市場の不透明感が和らぎ、クロス円(ドル以外の通貨の対円相場)で円売りが出やすい環境となってきている
  • 一方で、ドル・円の上には105円をめどに売りたい輸出企業がいるので、そこを買っていくのは難しいだろう

背景

  • 米株価指数先物はアジア時間の取引で上昇。アジア株も上昇し、日経平均株価は前日比353円高で終了
  • バイデン次期米大統領は11月30日、財務長官にジャネット・イエレン前連邦準備制度理事会(FRB)議長を指名すると表明
  • 米モデルナは新型コロナウイルス感染症ワクチンの緊急使用許可(EUA)を米食品医薬品局(FDA)に申請。FDAは17日の諮問委員会で同ワクチンのデータについて検証を行う
  • 1日発表の米ISM(供給管理協会)製造業景況指数の市場予想は58と前月の59.3から低下
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