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パイ米FCC委員長が1月に辞任-新政権の改革阻まれる可能性後退

  • パイ氏は委員も辞任、新たな共和候補承認されなければ少数派に
  • 共和党の委員候補シミントン氏が上院で承認されるかどうかは不透明

米連邦通信委員会(FCC)のパイ委員長は11月30日、来年1月20日付で委員長と委員を辞任すると表明した。パイ氏の辞任で政権交代後も共和党委員が多数派を維持する可能性はなくなり、バイデン次期政権が目指す改革が一時的に阻止される可能性は後退した。

  2017年にトランプ大統領の指名で委員長に就任したパイ氏は、全てのウェブコンテンツを平等に扱うことをインターネットサービスプロバイダーに義務付けた「ネット中立性」規則の撤廃を主導したほか、高速無線ブロードバンドサービスの拡大を推進した。

  パイ氏のFCC委員としての任期は21年7月まで残っており、委員長を辞めても委員としてとどまることが可能だったが、同氏はFCCを離れることを選んだ。

  FCC委員5人のうち3人を占める共和党委員のもう1人が1月初めに任期切れを迎えることから、上院が共和党の委員候補であるネーサン・シミントン氏を承認しない限り、1月の大統領就任式時点で民主党が2人、共和党が1人と民主党が過半数となる。シミントン氏はトランプ大統領が目指したソーシャルメディア企業の規制を支持しており、上院で承認されるかどうかは不透明。

  上院商業科学運輸委員会は12月2日にシミントン氏指名承認について協議する。

FCC Chairman Pai Testifies Before Senate Appropriations Subcommittee On Financial Services

パイFCC委員長

写真家:Chip Somodevilla / Getty Images / Bloomberg

原題:
FCC Chief Quits, Easing Threat GOP Rearguard Can Block Biden (1)(抜粋)

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