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日本株は大幅反発、米金融緩和や景気回復を期待-景気敏感上げ

更新日時
  • 米FRB議長は経済不確実と証言へ、モデルナはワクチン認可申請
  • 中国の財新製造業PMI高水準、アジア時間の米株先物は上昇

1日の東京株式相場は大幅反発。米国の金融緩和やワクチン開発による景気回復への期待が継続したほか、中国製造業の好調も追い風となった。機械や電機など輸出関連、非鉄金属など素材、海運といった海外景気敏感業種中心に広く買われた。

  • TOPIXの終値は前日比13.46ポイント(0.8%)高の1768.38
  • 日経平均株価は353円92銭(1.3%)高の2万6787円54銭-終値ベースでことし高値を更新

〈きょうのポイント〉

  • 米連邦準備制度理事会(FRB)議長、経済はなお不確実な状態と証言へ-ワクチン進展でも
  • モデルナ、コロナワクチンの認可申請-米FDA諮問委は17日に検討
  • 中国の財新製造業購買担当者指数(PMI)、11月は10年ぶり高水準
  • アジア時間1日の米株先物は上昇

  アリアンツ・グローバル・インベスターズ・ジャパンの寺尾和之最高投資責任者は「カネ余りと景気回復期待が重なり、海外投資家中心にグローバルで日本株を見直す動きが出ている」と語る。新型コロナウイルスへの不安は残るとしながらも、「しばらく金融緩和の状態が継続する中で来年を予想すれば中国PMIなどが示唆するように景気は上方向。日本株は良い立ち位置にある」と付け加えた。

  米シカゴ先物市場の日経平均先物(円建て)の11月30日清算値は大阪取引所の通常取引終値に比べて下落したものの、米株先物の上昇が追い風となってきょうの日本株は取引開始時から上昇。「昨日の日本株はMSCI指数のリバランスによる資金流出の影響も大きかった」と、いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員。好材料が重なる中でリバランスの反動もあり、株価指数の上げが大きくなった。

  セゾン投信運用部の瀬下哲雄運用部長は、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長証言に関して、「低金利が長期化するとマーケットは受け止める。中央銀行が悲観的というのは株価が上がる最高のお膳立てになっている」と評価。モデルナの申請についても、「さまざまな種類が出てくればどれかが上手くいく可能性があるので明るいニュースの一つ」と語った。

  • 東証33業種では証券・商品先物取引や非鉄金属、海運、不動産、機械が上昇
  • 電気・ガスやサービス、医薬品は下落
反発
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