コンテンツにスキップする

ビットコイン下落はクオンツ主導、一段安の可能性-JPモルガン

  • 先週の下落で「泡」は大半が取り除かれた-パニギリツオグル氏ら
  • グレースケール・ビットコイン・トラストへの投資動向が鍵握る

仮想通貨ビットコインの最近の急落は投機的な「泡」を幾分取り除いたものの、一段の下落があり得ると、JPモルガン・チェースが予想した。

  ニコラオス・パニギリツオグル氏らJPモルガンのストラテジストは27日のリポートで、ビットコイン急落には、商品投資顧問業者(CTA)やその他のクオンツファンドなどのモメンタムトレーダーが先物のロングポジションを巻き戻したことが大きく寄与したとの見方を示した。

  ストラテジストらは「モメンタムトレーダーらのポジションによりこれまでに生じていた泡は大半が取り除かれた」とした上で、ビットコイン価格が素早く回復しない場合、モメンタムのシグナルは悪化が続くだろうと付け加えた。

  ビットコインは26日に一時14%急落した。2017年12月に付けた最高値の1万9511ドルに迫ったばかりだった。利益確定のほか新たな規制への懸念も下落の理由として挙げられており、仮想通貨のバブルは持続可能なのかという疑問が再燃した。

Bitcoin's Thursday drop ranks among its most notable one-day declines

  下落したとはいえビットコインは依然、年初来で約160%値上がりしている。JPモルガンのストラテジストらは「モメンタムトレーダーらはさらに下落を増幅させる余地がある」と指摘した。

  ビットコインに投資しその価格に連動するファンドのグレースケール・ビットコイン・トラストへの投資動向が鍵になるとして、資金流入が細るようならばモメンタムトレーダーのポジション解消が続きビットコインが下落する可能性があると付け加えた。

原題:
JPMorgan Says Quant-Fueled Bitcoin Drop May Have Further to Go(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE