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モリソン豪首相、中国に謝罪要求-趙報道官の画像ツイート巡り

  • 「中国政府はこの投稿を全面的に恥ずべきだ」-モリソン首相
  • 趙報道官はコロナ感染拡大に米軍関与との陰謀説を3月にツイート

オーストラリアのモリソン首相は30日、アフガニスタンの子どもの喉に豪軍兵士がナイフを突き付けているように見える画像を中国外務省報道官がツイートしたことを受け、中国に謝罪を求めると述べた。

  同首相は趙立堅報道官によるツイートを「不快」だとし、「中国政府はこの投稿を全面的に恥ずべきだ」とキャンベラで記者団に語った。画像はねつ造されたもので、ツイッターには削除を要請したとも述べた。

  中国外務省で趙報道官の上司に当たる華春瑩報道官は北京で同日開いた定例記者会見で、モリソン首相の謝罪要求について尋ねられ、同首相は「善悪の観念を欠いている」と主張し、アフガニスタンに謝罪すべきは豪州の方だと述べた。

  豪軍特殊部隊が関与したとされるアフガニスタンの違法殺害に対する中国の批判は「中豪間にある他の問題には全く無関係だ」と説明。中豪間の問題は「豪州が国際関係の基本的規範に反し、中国の核心的利益に関する問題で間違った措置を取ったことが根本原因だ」と話した。

  中国は国内でツイッターの利用を禁止している。フォロワー数17万5000人余りの趙報道官はツイート投稿で外交上の対立をあおっていると指摘されている。今年3月には中国での新型コロナウイルス感染拡大に米軍が関与した可能性があるとの陰謀説を投稿した。

  豪政府が委託し11月に公表された報告書によれば、アフガニスタンに派遣された豪軍特殊部隊が捕虜や農民ら民間人39人の違法殺害に関与した疑いがある。4年にわたる調査に基づく信頼に足る情報で、特殊部隊員25人が不法行為36件に加担した可能性が判明し、警察の犯罪捜査対象とすべきだと報告書はまとめている。

原題:Australia Demands China Apology for ‘Repugnant’ Afghan Tweet (2)(抜粋)

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