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NTT:起債予定額7000億円程度に増額、国内最大-1兆円も視野

更新日時
  • ドコモ完全子会社化で資金調達、国内での一度の起債額として最大へ
  • 3・5・7・10年の4本立て、当初予定の5000億円から増額

NTTの子会社、NTTファイナンスが12月11日に起債する4本立て社債は、11月30日時点の発行予定額が総額7000億円程度と国内での一度の起債額として最大になる見込みとなった。

  起債するのは年限3年、5年、7年、10年の4本立てで、主幹事によると30日時点でそれぞれ1000億円程度、2500億円程度、1500億円程度、2000億円程度の発行が予定されている。総額は7000億円程度となり、当初の5000億円程度から増額した。複数の関係者によると、NTTFは需要に応じて1兆円までの増額も視野に入れている。

NTT Headquarters and Docomo Shops As $38 Billion Buyout Plan Is In Talks

NTT

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

  NTT広報室の荒巻優三・主査は、7000億円程度で需要調査していることは事実とした上で「需要の状況次第でさらに増額する可能性はある」と述べた。

  主幹事はSMBC日興証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券、野村証券、大和証券の5社。NTTは約4兆2500億円を投じてNTTドコモを完全子会社化する計画で、16日にドコモの普通株と米国預託証券に対する公開買い付け(TOB)を終えている。

  発行済み株式総数の一定以上を政府が保有することが法律で定められたNTTは新株発行による資金調達が難しく、澤田純社長は10月のインタビューで、まず銀行の協調融資を受け、借り換えのため円建てやドル建ての社債を発行する可能性を示していた。

  国内社債市場での最大発行額は現時点でソフトバンクグループや武田薬品工業、パナソニックの5000億円。日本企業による大型合併・買収(M&A)の増加とともに社債発行額も大型化しつつある。

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(第3段落にNTT広報室のコメントを追加しました)
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