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NY原油先物、一時45ドル割れ-減産縮小見送りの産油国合意見通せず

  • 190万バレルの原油が新たに供給され市場が再び供給過剰に陥る恐れ
  • 共同閣僚監視委の非公式会合でUAEとカザフスタンが見送りに反対

ニューヨーク原油先物相場は、アジア時間30日午前の時間外取引で続落し、一時1バレル=45ドルを割り込んだ。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」が、来年1月から予定する協調減産縮小の見送りで合意できるか見通せなくなった。

  OPECプラスが29日開いた共同閣僚監視委員会(JMMC)の非公式オンライン会合では、来年1-3月(第1四半期)も現行水準で減産を継続することを多くの参加国が支持したが、アラブ首長国連邦(UAE)とカザフスタンが反対したと参加国代表の1人が語った。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限はシドニー時間午前10時18分(日本時間同8時18分)時点で、前週末の通常取引終値から50セント余り安い1バレル=44.99ドルで取引された。

  30日のOPEC総会に続き、12月1日にはOPECプラスの閣僚会合が開催される。新型コロナウイルス感染拡大前の世界需要の約8%に相当する日量約770万バレルの減産を来年1月から縮小する現行の合意が見直されない限り、約190万バレルの原油が新たに供給され、国際市場が再び供給過剰に陥る恐れがある。

  

To Delay, or Not To Delay

If OPEC+ goes ahead with its output hike in January, global oil inventories will increase in 1Q 2021. But a 3-month delay eliminates the stock build

Source: OPEC internal analysis


原題:Oil Retreats on Signs of OPEC+ Discord Ahead of Key MeetingOPEC+ Focuses on Delay to Oil-Output Hike of Three to Six Months(抜粋)

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