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【米国市況】S&P500反落、相場に過熱感-月間で4月来の大幅高

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30日の米株式相場は下落。S&P500種株価指数は最高値から反落した。過去1カ月に急ピッチで上昇したことから、リスク資産の行方を見極めようとする動きが広がった。

  • 米国株は下落、S&P500は1週間で最大の下げ
  • 米国債はほぼ変わらず、10年債利回り0.84%
  • ドル上昇、対円104円前半
  • NY原油は続落、OPECプラスの減産縮小延期が不透明
  • NY金は続落、新型コロナ収束への楽観で売り優勢

  S&P500種はここ1週間余りで最大の下げとなったものの、月間ベースでは4月以来の大幅高となった。世界株で構成するMSCIワールド・インデックスと米小型株で構成するラッセル2000指数はいずれも月間で過去最大の上昇を記録した。この日は広範な売りで、ダウ工業株30種平均も下落。ナスダック総合指数は日中の最高値を更新する場面もあったが、小幅に下げて終了した。

  S&P500種は前週末比0.5%安の3621.63。ダウ平均は271.73ドル(0.9%)安の29638.64ドル。ナスダック総合は0.1%下落。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りはほぼ変わらずの0.84%。

  CFRAリサーチのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストーバル氏は「市場は11月の急上昇と同時最高値(ダウ平均、S&P500種、ラッセル2000)で息切れしつつあるのかもしれない。主要指数は伝統的な12月半ばの下げに見舞われる可能性もある」と述べた。

World equities are headed for a record-breaking month

  外国為替市場ではユーロが下落。一時1.20ドル水準を上抜けたあと、売りに押された。一方、ブルームバーグのドル指数は約2年ぶり安値を付けた後、下げを埋めた。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%上昇。一時は2018年4月以来の安値を付けた。ドルは対円では0.2%高の1ドル=104円31銭。ユーロは対ドルで0.3%安の1ユーロ=1.1927ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は続落。石油輸出国機構(OPEC)の会合は1月に計画する減産縮小を見送るかどうか明確な姿勢を示すことなく終了。OPECと非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の会合は12月3日に延期された。当初は1日に開催する予定だった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は19セント(0.4%)安の1バレル=45.34ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は59セント安の47.59ドル。

  ニューヨーク金先物相場も続落。新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が収束するとの楽観が強まる中、伝統的な安全逃避先資産とされる金が売られた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.4%安の1オンス=1780.90ドルで終了した。

原題:U.S. Stocks Fall From Record Highs; Dollar Gains: Markets Wrap(抜粋)

Euro, U.S. Stocks Dip From Key Levels; USD Rebounds: Inside G-10(抜粋)

Oil Rally Stalls on Uncertainty Over OPEC+ Output Plan(抜粋)

Copper Shines, Gold Struggles as Investors Chase Riskier Assets(抜粋)

(相場を更新し、コメントを追加します)
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