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イラン、次期米政権との可能性台無しにする「わなには落ちない」

イランは同国の核科学者殺害に関連し、将来に起こり得るバイデン次期米政権との交渉を「台無しにするわなには落ちない」と表明した。

  イラン政府のアリ・ラビエイ報道官は29日、「イランの科学・防衛政策は科学者や司令官の暗殺によって変わることはない」との声明を政府公式ウェブサイトに掲載。「今回の暗殺を過去の核交渉に結びつけるわなに、イランは落ちない」と断言した。

  イランの核研究と防衛活動で重要な役割を果たした物理学者のモフセン・ファクリザデ氏は、27日にテヘラン郊外で銃撃と車両爆発により殺害された。イランはイスラエルの犯行だとみている。イスラエルはこれまで、ファクリザデ氏がイランの核開発プロジェクトを秘密裏に主導してきたと非難してきた。イスラエルは同氏殺害についてコメントを出していない。

  ラビエイ報道官の声明は、「今回の暗殺を何もせずに放置することはしないが、彼らが望む時期や想定するやり方、場所での対応はしない」と、イスラエルと米国に言及。「時期と場所はイランが決める」と言明した。

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原題:Iran Says It Won’t ‘Fall in Trap’ of Scuttling Future U.S. Talks(抜粋)

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